巻物

夢中で話す姉ちゃんと擦り切れたミサンガ

ぬるい麻婆豆腐が冷えるまで

たとえば、何もわからないエイリアンに「騎士」を説明するなら、どんなふうに言う?「彼女」の雰囲気とか、いや、まずは世界や日本についての説明からするのかもしれない。

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無我夢中で口笛を吹く兄弟と飛行機雲

けっこう昔から知ってたけど行ったことはない、だけど、日が暮れての動物園は、夜に活動的な動物がめっちゃ活発に動いていて見て満足できるらしい。
前から知っていても、暗くなってからの動物園は動物を観察しに行ったことがないけれど、娘がもうちょっと動物をこわがらないようになったら見てみようと思う。
もうちょっと楽しめるようになったら、絶対に、子供もはしゃいでくれるだろうから。
通常の動物園と異質の空気を妻も私も興味があって見てみたい。

気分良く話す弟と読みかけの本
友達とお昼に会う約束をしていた。
福岡駅の待ち合わせスポットになっている巨大な広場。
すると、30分くらい遅れると連絡がきた。
巨大なテレビの前は合流場所なので、待ち人もどんどん約束の相手が現れる。
ipodで音楽を聴きつつ、その様子を眺めていた。
それでも退屈なので近所の喫茶店に入って、コーヒーを飲んでいた。
しばらくして、同級生がごめんね!と言いつつやってきた。
お昼どこに行く?と聞くと、パスタにしようとの事。
色々まわってみたけれど、入りたい店を探せなかった。

喜んでダンスする家族とわたし

恐ろしいと感じるものはたくさんあるけれど、海が怖くて仕方ない。
しかも、タヒチやフィジーなんかの水色の海ではない。
もっと上を行くのが、日本海などの黒い海だ。
ついつい、どこを見ても海、という状況を想像して怖くなってしまう。
それが味わってみたかったら、オープンウォーターという映画がオススメ。
スキューバーで海のど真ん中に置いてけぼりの夫婦の、トークのみで話が進んでいく。
とりあえず、私には恐ろしいストーリーだ。
もちろん、あり得るストーリーなので、臨場感は大変伝わるだろう。

悲しそうに大声を出す弟と冷たい肉まん
今日の夕食は一家そろって外で食べる事になっているので、少年は昨日からすごく楽しみにしていた。
何を注文しよう、と出発前からいろいろと想像していた。
ハンバーグやピザ、天ぷらうどんやざる蕎麦、などなど、メニュー表にはどんな料理があるのかと想像していた。
行く場所はこの前できたばっかりのレストラン。
お父さんの運転する車は、そろそろ目的地に着く頃だ。
お母さんは助手席から外の景色を見ている。
お姉ちゃんは少年の横で、女性誌を読んでいる。
少年は車から飛び降りると、ドキドキしながら入り口を開けて皆が来るのを待った。

そよ風の吹く平日の早朝に目を閉じて

ネットでニュースを毎日見るけど、紙の媒体を読むのもけっこう好きだった。
今は、費用がかからないで閲覧できるインターネットニュースがたくさんあるので、新聞はもったいなくて買わなくなった。
けれど、読み慣れていたからか、新聞のほうが短時間で大量の内容を得ることができていたけれど、インターネットニュースのほうが関連したニュースをおっていくことが出来るので、深い内容まで調べやすいことはある。
一般的なニュースから関わりのある深いところを見つけていきやすいけれど、受けなさそうな情報も新聞は小さくても記載しているので目につくけれど、ネットの場合自分でそこまでいかなければ目につかない。
ごく最近では、アメリカのデフォルトになってしまうかもという話が気になる。
債務不履行になるわけないと思っていても、もしそうなったら、日本ももちろん影響を受けるし、そうなれば、自分の収入にも関係してくるだろうから気になってしまう。

雨が降る大安の早朝は外へ
セミ鳴き声もやんだ夏の晩。
少年は縁側に座り、スイカをほおばっていた。
かじってはスイカの種を庭に吐いていると、ときおりタネがうまく飛ばずに、自分のお腹や胸に落ちる時もあった。
隣に置いたかとり線香の香りと、星のよく見える蒸し返す夜、そして口いっぱいの西瓜。
少年はそんな事を感じながら、この夏これからどんなことして遊ぼうかな、と考えていた。

蒸し暑い平日の昼に微笑んで

近頃のネイルは、ジェルなど、とても高度な技が使用されているみたいだ。
気持ち程サービスのあるインビを貰ったので、行ってみた。
人一倍、色やシンプルさに対して、こだわってしまうので、決めるのに時間を要した。
親指に特別にアートをしてもらって、とても上機嫌になった。

雪の降る火曜の午後に外へ
太宰の「斜陽」ファンの私は、静岡にある安田屋旅館に宿泊に行った。
連れとして太宰治が割と好きな母。
目的の安田屋旅館は、太宰がこの本の章の一部を考えるために泊まった小さな旅館。
一歩動くと、ギシッと、聞こえる。
ランチのついでに見せてもらったのが、太宰が宿泊した2階にある古びた部屋。
青々とした富士山が少しだけ、頭を出していた。
すぐそこの海の海面にはいけすがあった。
このへんは足を運んだかいがある。

泣きながら自転車をこぐ先生とよく冷えたビール

知佳子はAさんの事が大好きなのだろう。
Aさんも知佳子の事を大切にしている。
彼が出張の時は、知佳子も絶対行くし、前回は私も一日目だけ同行した。
2人は私を同じ名前で呼びかけるし、何かを始める時は、とりあえず、私に求めてくれる。
なんとなく目をかけてくれている気がしてきて、とても居心地がよかった。

前のめりで踊る弟と冷たい肉まん
夏休みも半分ほど過ぎた頃の夕暮れ時。
「カンケリ」で鬼になった少年は、ものすごくお腹をすかせていた。
捕らえても捕らえても缶をけられて捕虜が脱走するので、もう今日の缶蹴りは終わりが見えない、とため息をついた。
クタクタに遊び疲れて家に帰ると、扉を開ける前に、今日の晩御飯が判明した。
めちゃめちゃうまそうなカレーの匂いに、少年は疲れがふっとんだ。

手裏剣


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