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雨が降る火曜の明け方にひっそりと

ぬるい麻婆豆腐が冷えるまで

「職人」を好きな人もいれば、嫌いという人もいるはず。なにも思わない人も。アナタが思う「化粧師」はどう?

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雪の降る日曜の夜は友人と

小さな時から、本は好きでしたが、ただなんとなく、家の本棚や図書館にある本を読んでいました。
本当に楽しんで読むようになったのは、高校生のとき。
学校で、吉本ばななさんのムーンライトシャドウを読んでからです。
物語は、恋人を亡くしたヒロインの、高校のときの思い出からの幕開けです。
恋人を亡くすなんて経験なんて当時もその後も、ないです。
だけど、高校生の私に主人公のやるせない気持ちかぶってしまいました。
今までにない感情でした。
主人公と、当時の私の年齢が近かった事、それもひとつの理由だと考えています。
その帰りに、その文庫本を買って帰ったのが文庫本を購入した初めての体験です。
このストーリーは、「キッチン」に収録されている作品です。
随分昔の小説ですが、ずっと色あせない人気の本だと思います。

喜んで口笛を吹くあの人とあられ雲
かつて、父も母も、娘の私の人付き合いに対し大いに無理を求めてきた。
一般から外れては良くない、とか。
凄く生きづらい過去だったと思う。
一日が終了すると、毎日のように偽りの自分を嬉しそうに母に伝える。
これで、安心しているのだ。
少しでも変わっていると、浮く。
そんなことだけ怖がっていた学生時代の私と母親。
気の毒な話だと今は感じる。

気どりながら体操するあなたと紅葉の山

家の庭でハンモックに寝転がり、気持ちの良いそよ風に身を浸していた、休日の夕方の事。
空にはゆったりと雲が流れていた。少年は、自分ちの猫が「ギャオォッ!」と吠える声に仰天して、ハンモックから地面に落ちてしまった。
よく観ると猫はヘビと対峙し、尻尾まで立てて叫びながらすごんでいた。
蛇はそんなには大きくなくて、毒も持っていなさそうだったので、少年はほうきで追い払い、ネコを抱いて再びハンモックに寝転がった。
少年は、ネコのおでこをなでてやりながら胸の上で寝かせ、気持ち良さそうに寝入る猫を眺めた。

無我夢中で歌う弟と冷たい雨
海辺が大変近く、サーフィンのスポットとしてもとっても知られている場所の近くに住んでいる。
ゆえに、サーフィンをしている人はとても多くいて、会社の前に朝はやくちょこっとでも波乗りに行くという人も存在する。
そんなふうに、サーフィンをしている人が多数いるので、一緒にサーフィンに行こうと言われる方もすごく多かったのだけれど、絶対に断っていた。
なぜかというと、私が、運動神経がにぶく、息継ぎできずに泳げないからです。
それでも、泳げなくても大丈夫だと言われ、波乗りしてみたけれど行った場所は初心者じゃない人がするところで、テトラポッドが周りに設置されていて、スペースが狭い場所だった。
泳げない私は、パドリングをする筋力も少なくて、すぐに流されテトラポッドにたたきつけられそうになり死にそうになりました。

悲しそうに跳ねる先生と季節はずれの雪

出張に行くと、三日くらい帰れない日々がある。
その時は、やる気はあるけれど、常に気を張っているので、ほとんど眠れない。
起きる予定時間のかなり前だと言うのに、眠いのに目が覚める。
大変だけれど、終了後の解放感は気に入っている。
思う存分豪遊するし、快眠だし、食べたいものを食べる。

薄暗い休日の午後に椅子に座る
今日この頃は、近くの海に釣りに道具を持っていってない。
休日も無く働いてたいそう激務で行けないというのもあるが、しかし、めっちゃ暑いから、出かけづらいのもある。
それに、通りがかりで近くの漁港を見ても魚をかけている様子が見えないから、早く出かけたいとは残念ながら思えない。
めっちゃうんと見えていたらすぐにでも行きたくなるのに。

風の無い木曜の朝にひっそりと

大学生のころよりNHKを見ることが大変多くなった。
昔は、両親やじいちゃんが視聴していたら、NHK以外の映像が見たいのにと思っていたが、このごろは、NHKも見る。
おもしろい番組が大変少ないと思っていたのだけども、最近は、年配向け以外のものも多くなったと思う。
そして、かたい内容のものも好んで見るようになった。
それ以外に、攻撃的でないもの番組や子供に悪影響がとっても少ないものがNHKは多いので、子供がいる今は視聴しやすい。
民放では、アンパンマンでさえとても攻撃的に見える。
毎回殴って解決だから、私の子供も私を殴るようになってしまった。

陽の見えない金曜の早朝は想い出に浸る
梅雨もようやく明け、今日セミの鳴き声を聞いて、少年は「あぁ夏だなぁ。」と感じた。
夏休みを目前に控えた日曜の午前中、少年は縁側でアイスを舐めていた。
軒下では風鈴がときおりチリリンと音を立てた。
朝から日が強く、日差しが座った少年の足を焦がしていた。
少年は元気に半ズボンだった。
汗が頬を伝って流れ、アイスも溶けてきた。
少年は、近くにある市民プールのオープンを楽しみにしていた。

気持ち良さそうに熱弁する子供と飛行機雲

ここ数年、小説をぜんぜん読まなくなった。
30前の頃は、毎日読んでいたけれど、このごろ、仕事があるし、時間をつくりにくい。
もし時間があっても、ゆったりとした気持ちで好きな小説を読むという気持ちになかなかなりにくいので、読んでいたとしてもおもしろく感じられない。
だけれど、かなりはまってしまう小説に10年ぶりに出会いたい。
村上春樹さんや村上龍さんの小説が好きだから、お二人が賞をとった群像文学新人賞が自分の好みに近いものがあるかと思って読んでみることが多いが、二人のようにがつんとくるものはなかなかない。
けれど、次世代の輝いている新人小説家がいないかと気になるからまた読んでみたい。
だけど、純文学だからと無理に分かりにくい言葉を並べているけれど中身が伝わりにくいものも多いから残念だ。

泣きながら踊るあの子と観光地
実は肉があまり好きではない食事は当然魚類が主な栄養になってくる。
なので、毎年夏の、土用の丑の日の鰻は、自分にとってのイベントだ。
江戸のあたりでうなぎを開くときには、背開きという習慣があるという。
どうしてか話すと、江戸時代から武士の文化だったので、腹開きにすれば切腹につながってしまい、縁起が悪いため。
それに対して、大阪を中心にする場所で開かれる鰻には、腹開きである事が習わし。
理由は、大阪の方は商業色の強い場所なのでお互いに腹を割りましょうと言う意味につながるから。
他にも、自腹を切るという言い方にも通じるので、状況によってはタブーの場合も。
理由は、大阪の方は商業色の強い場所なのでお互いに腹を割りましょうと言う意味につながるから。
他にも、自腹を切るという言い方にも通じるので、状況によってはタブーの場合も。
上記の知識は、バス会社で働いていた時に、常に、ツアー客にしゃべっていた話です。
都内より乗り込みして、静岡の浜名湖の鰻を食べに行こうという目的。

手裏剣


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